築古マンションが気になっているけど、本当に大丈夫なのか不安🫨

でも新築や築浅物件は高すぎて買えない!

インフレの波がジワジワと押し寄せているので焦っている!

手持ち資金がインフレの波に襲われる前に、なんとかマンションを購入したい。

そんなあなたに、現役マンション管理人の筆者が、2025年に築古マンションを購入した体験記事です。

マンション購入にみなさんの参考になれば幸いです。

私が築35年のマンションを選んだ、具体的な5つの理由

築35年の中古マンションを選んだ5つの理由は

理由① 価格が予算内に収まった

理由② 管理状態が良かった

理由③ 修繕積立金が適正に貯まっていた

理由④ 立地と生活利便性が自分に合っていた

理由⑤ 住民の雰囲気がよかった

では順番に見ていきましょう。

理由① 価格が予算内に収まった(老後資金との折り合い)

結論から言うと、老後でお金がないので、物件価格を1000万円前後に収める必要があった。

当時、私は65歳、終の棲家を探していた。


スーモやアットホームで自分が買えそうなマンションを検索する毎日。

条件はシンプル、贅沢は言わない!

1,000万円前後、3LDK、エレベーターあり、2階以上、できれば交通の便がそこそこ良いところ。

新築はもちろん、築浅物件も最初から選択肢にはない。

なぜか?

年金とマンション管理人の収入、そして少しばかりの蓄え、それが私の全財産なんです。

年齢からいっても、現金一括で買える低価格の物件に絞るしかなかったんですよ。

それに加えて、購入後に控えている、リフォーム代、引越し代、新しく揃える家財道具などにお金がかかるのも気になっていました。

しかも、買った後にも管理費、修繕積立金、固定資産税がついてまわります。


つまり、筆者の場合は

最初から築古マンション一択でした。

それは消去法の結果であって、私なりの現実との折り合いだった。

理由② 管理状態が明らかに良かった

仕事柄、マンションの管理状態については、ポイントだけを見れば、日頃どんな管理がされているのか、良くわかる。

最低限クリアしなければならない、自分の基準をしっかり管理されていたことが、内見時に確認できました。

そのうえで、決定打になったのが、排水管が銅管から塩ビ管に新しく交換されていたこと。

くわえて、書類上で確認できる修繕計画について、過去の修繕履歴の内容がしっかりしていた。

これらのことから、しっかり管理されているマンションだということがわかった。

ちなみに、内見のときに注意してみたことを以下にまとめてみました、ご参考まで。

内見時に確認した15の内容

・外観、ひびはないか?

・バルコニーに変な荷物や飾り物がないか?

・駐輪場と駐車場にゴミや放置自転車がないか?

・ゴミステーションは整理されているか?変な匂いはしていないか?

・掲示板にトラブルっぽい張り出しはないか?

・すれ違った住民はどんな感じか?

・上下左右の部屋はどんな人が住んでいるか?管理人から情報を得る

・水回りの動線は自分のライフスタイルにあっているか?また変更できそうか?

・家具や家電は部屋に配置できそうか?

・太陽光の入り方、風の入り方はどうか?

・窓からの景色に目線を遮るものはないか?

・周辺施設の騒音、匂いはないか?

・マンション全体に暗い雰囲気はないか?明るい感じで住みたいと思うか?

・徒歩で行って、徒歩で帰り、周りの施設など肌で感じる、駅までの距離感は?

・消化器は設置されているか?

正直、間取りさえ合っていれば、部屋の中は水回りの動線以外は、よっぽどのことがない限り、あとで自分好みにリフォームできる。

なので、周りの環境を主に重視して内見をしました。

理由③ 修繕積立金が適切に積み立てられていた

築35年ということで、大規模修繕を2回は行っていた。

そして、積立金も計画通りに積み上がっていて、未回収の金額もなかった。

2回目の修繕は5年前に施工されており

内容をきちんと確認したかったので、修繕履歴をしっかりと見させていただきました。

塗装、防水、シーリングなどしっかりやるべきことは施工されていました。

思いがけなかったのが、30年目にエレベーターの入れ替えがされていたこと!

これはポイントが高い、わたしが勤務するマンションは築40年ですが、エレベーターは古いまま、もちろん保守点検はしっかりされていますが、昔のエレベーター感は拭えません。

そして、排水管が塩ビに交換されていた、これはとっても大事なポイントでした。

理由④ 立地と生活利便性が自分の暮らしに合っていた

立地ですが

生活に便利な施設が近くにあることは老後の生活でとっても大事。

食品スーパー、バス、JR、地下鉄、病院など。

売り出し価格が1080万円のマンションなので、駅近というわけではなく、地下鉄まで歩いて18分。

ウオーキングにはちょうど良い距離♪

バス停もマンションの前にあり、徒歩30秒、近くにはJRバス停もあり、徒歩3分でいける、ある意味好立地であった。

しかも、歩いて5分のところにスーパーがあり、買い物にも困らない。

ただ、マイナスというか一般の人にとってはデメリットと感じる施設が多数ありました。

マンションが安かった理由だったと思います。

敬遠されがちな施設として、宗教施設や葬祭場があること。

まわりは会社関係が多く、小さな工場や、倉庫などがあり、トラックなど往来もある。

当初はどうしても、宗教施設が気になりましたが、なにもなく静かなんものでした。

もしイベントなど集会があるときには、車が渋滞するのかな?とも思っていましたが、まったくそんな心配は不要でした。

理由⑤ 長く住んでいる住民が多く、コミュニティが安定していた

築35年なので新築当時に30歳で購入した方は65歳、見たとこ70歳前後の住民が多い印象を受けました。

住民の感じですが、年齢的に当然、落ち着いていて、こなれていた。

反面、ちょうど入れ替え時期を迎えており、20代〜40代の比較的新しい住民のかたも、混ざっていて、それが、将来的な安心材料ともなった。

上下左右の住民の方も気さくで、野菜や魚なんかを持ってきてくれたりします。

管理人さんもよく喋るかたで、いろんな情報を教えてくださいます。

筆者も66歳になりますので、このマンションにはふつうに馴染みます。

正直に言います。後悔していることもあります

正直言って、良いことばかりではありません。

購入前に確認しておけば良かったこと

部屋の向きですが、リビングは南西向き、洋室2つは北東向き、和室は南西向き。

方角で考えて、最適!と思っていました。

しかし、意外だったのが、リビングに陽がはいるのは良いのですが、陽光が目に眩しいんですよ!

これは夫婦ともに歳をとったからかもしれませんが、目がしょぼしょぼしてしまいます。

対策として、カーテンと簾をするようにしており、昼間でも少し暗い感じになってしまします。

お日様の入り方にはちょっと後悔もあります。

住んでみて初めて気づいた想定外のこと

あと、騒音の問題。

角部屋で、一面は道路がすぐ前にあり、北側の面は道路から10メートルほどあります。

内見のときは気にならなかったのですが、実際に住んでみると、車の音がうるさいんですよ!

朝から晩までびっしり車の往来があるので、とっても気になります。

窓をしめると、音はあまり気になりませんが、春先から初夏、エアコンをいれる前の時期とか、冬の手前の秋口なんかはどうしても窓を開けて換気、というか部屋の温度調整をします。

窓を開けていると、車が通るとテレビの音が聞こえないくらいになります。

幸い、妻はそんなに気にならないようなので、助かっています。

わたしは、なるべく、窓を閉めるようにしており、夜寝る時は耳栓をしています。

もちろん、窓(二重窓)をしめると音はそんなに気になりません。

やはり、道路に面しているマンションは音が気になります、そこが後悔しているところです。

一年住んで、いまは慣れましたが、、、、😀

まとめ:築古マンション購入を迷っているあなたへ

こうして振り返ってみると、私が築35年のマンションを選んだのは、決して積極的な理由からではありませんでした。


老後資金、年齢、収入。


現実を見つめれば見つめるほど、選択肢は自然と絞られていきました。


それが、結果的には「価格」「管理状態」「修繕積立金」「立地」「住民の雰囲気」という5つの理由に集約されたわけです。


もちろん、日当たりのまぶしさや、道路沿いの騒音など、住んでみて初めてわかった後悔もあります。
内見だけではどうしても見えてこない部分、これは正直なところ、ある程度は仕方がないと思っています。


ただ、それでも一年住んでみて思うのは、「築古マンションだから不安」なのではなく、「何を優先し、何を妥協できるか」を自分の中でハッキリさせておくことが、なにより大事だということ。


新築や築浅にこだわらなくても、管理状態と修繕履歴さえしっかり見極めれば、老後の住まいとして十分安心できる選択肢になる。


これが、実際に築古マンションを購入し、一年暮らしてみた私の実感です。


インフレの波に焦る気持ち、わかります。
でも、焦って選ぶのではなく、今回お伝えした5つのポイントを、ぜひあなたのマンション選びの参考にしてみてください。